20240208 作業所のベランダから見かけた光景(東)

Lightup A型利用者の東です。ご覧頂き有難う御座います。

 

今回は、作業所のベランダから見かけた光景についてのお話です。

 

写真に写っているのは「保線業務」の様子です。

皆様よく「電車」を利用されていると思いますが、日本における「電車」というものは、定時性や安全性が世界でもトップクラスにあります。

これを下支えする人物の活躍を忘れてはならないと考えます。

 

黒っぽい服を着ておられる方は、主に作業員の危険性を監視する役割を担っており、電車が近づいてきたら「退避～！」と号令をかける役割を担っております。

 

オレンジの服を着られておられる方は、ハンマー片手にレール継ぎ目のボルトやナットを打検したり、レールに敷かれている砂利等を点検する役割を担っております。

異常があれば、無線機で保線基地へ連絡し、修理や交換の必要がある旨を伝達する訳です。

報告を受けて調達資材等をリストアップして発注作業を実施する流れになります。

 

これら作業に携わる方々のお陰で、私たちが利用している電車の定時性や安全性を担保している訳です。

炎天下だろうが極寒だろうが、「安全」の為ならと一生懸命仕事をされておられます。

いわば「縁の下の力持ち」ですね！

車両メーカーさんの技術力向上もさることながら、保線業務も非常に大切な仕事なのです。

 

もし車窓からこのような光景を見られたら、裏方業務をこなす方々にも目を向けて頂き、「感謝」の気持ちを持って頂けたらと思います。

 

おしまい

 

出典

保線とは何か？